ビットコインの積立はやってみたいけど、やり方がわからず一歩を踏み出せていないんですよね。
・一括で買うのは怖い
・少額からならコツコツなら始めたい
と思っているかたのための記事です。
ビットコイン積立は、最低数百円から自動で買ってくれる投資方法です。
スマホだけで設定でき、買うタイミングを考える必要もありません。
この記事では、取引所の口座作成から積立の設定まで、3ステップでわかりやすく解説します。
記事後半には、おすすめの取引所5社も比べてました。
この記事でしっかり、ビットコイン積立の基礎を学んでください。
ビットコイン積立とは?仕組みを初心者向けに解説

ビットコイン積立とは、

事前に決めた金額で、ビットコインを自動で買ってくれる投資手法なんだ
買うタイミングを計らなくていいので、初心者でも始めやすいのが良いところ。
ビットコインの値段は、毎日ジェットコースターのように大きく動きます。
その動きを読んで「今だ」と一括で買うのは、投資のプロでもかなり難しいです。
ビットコイン積立は、タイミング投資は一切しない「ドルコスト平均法」というコツコツ投資です。
仕組みを見ていきましょう。
ドルコスト平均法とは高い時は少なく・安い時は多く買える仕組み
ドルコスト平均法とは、毎月決めた金額分だけ、コツコツ買い続ける方法です。
ポイントは「買う量ではなく、金額をいつも同じにする」ことにあります。 毎回おなじ金額で買うと、値段と買える量が変わります。
- 値段が高いとき:買える量は少なくなる
- 値段が安いとき:買える量は多くなる
毎月1万円ずつ買うとしましょう。
1BTCが100万円の月は0.01BTC、50万円の月なら0.02BTC買えます。
安値の月にたくさん買えるので、平均の購入価格がどちらか偏りにくくなるんです。
このように、値段の上がり下がりを平坦にならしてくれるのが、ドルコスト平均法になります。
「高値づかみをてしまった…」という失敗を避けたい人にぴったりな手法でしょう。
NISA・新NISAとの違い(暗号資産は対象外)
ビットコイン積立はNISA・新NISAの対象外です。
NISAで買えるのは株式や投資信託などに限られています。
投資信託の積立をNISA口座でやれば、利益に税金がかかりません。
一方で、ビットコインを積み立てて売って利益が出ると、税金がかかります。
ビットコイン積立のやり方 口座開設から設定まで

ビットコイン積立ての3ステップ
- 日本の暗号資産取引所で口座をつくる
- 日本円を入金する
- 積立を設定する(銘柄・金額・頻度など)
暗号資産の積立サービスは、どこの取引所もこの流れになります。
取引所ごとに画面の見た目は違っても、取引の流れは同じだと思ってください。
口座開設から設定までスマホアプリだけで完結します。
ステップ1:取引所で口座開設する
口座開設の手順は次のような流れになります。
- メールアドレスとパスワードを登録する
- 氏名・住所などの基本情報を入力する
- 本人確認の書類を提出する
- 取引所のチェック(審査)が終わるのを待つ
審査が終わるのは早ければ当日、混んでいるときは2~7日かかることもあります。
本人確認は、スマホで自分の顔と書類を撮影する「eKYC(イーケーワイシー)」が主流になっています。
※eKYC=郵便を使わず、スマホだけで終わらせる本人確認のこと。
運転免許証とスマホさえあれば、その場で撮影してすぐ提出できます。

口座開設前に、 免許証などの本人確認書類を手元に用意しておきましょう。
ステップ2:日本円を入金する
無事に口座開設ができたら、次は日本円の入金です。
入金のやり方は、主に3種類。
| 入金方法 | 特徴 |
|---|---|
| 銀行振込 | 取引所の口座へ自分で振り込む。反映に時間がかかる場合あり |
| クイック入金 | ネット銀行などから即時反映。手数料がかかる場合あり |
| 自動引落し | 銀行口座から毎月自動で引き落とす。入金の手間が不要 |
Coincheckは、銀行口座からの自動引落しに対応しています。
一度設定すれば入金を忘れる心配がなく、ほったらかしでも続けやすいのが嬉しいですね。
一方で、GMOコインは銀行の自動引落しに対応しておらず、自分で入金する必要があります。
残高が足りないと、その回の買い付けがスキップされてしまうので、入金忘れには気をつけましょう。
入金のしくみは取引所ごとに違うので、使う「取引所の入金ルール」は把握しておくと安心です。
ステップ3:積立を設定する(銘柄・金額・頻度)
最後のステップは、自動買い付け積立設定。
設定する項目は、次の3つです。
- 銘柄:ビットコイン(BTC)を選ぶ
- 金額:毎回いくら積み立てるかを決める
- 頻度:毎日・毎週・毎月のどれかから選ぶ
例えば「ビットコイン購入を毎月10日に1万円」と設定すれば、以降は自動で買ってくれます。
金額や積立て日は、後から変更できます。
ビットコイン積立におすすめの取引所5社を比較

ビットコイン積立におすすめの取引所は、次の5社になります。 「いくらから積み立てられるか」「頻度」「手数料」「銘柄数」で比べてみました。
| 取引所 | 最低積立額 | 頻度 | 積立手数料 | 取扱銘柄 |
|---|---|---|---|---|
| GMOコイン | 500円〜 | 毎日/毎週(水)/毎月(10日) | 無料 | 21銘柄 |
| Coincheck | 月1万円〜 | 毎日/毎月 | 無料 | 29種類 |
| bitFlyer | 1円〜 | 毎日/毎週/毎月/月2回 | 無料 | ― |
| SBI VCトレード | 500円〜 | 毎日/毎週/毎月 | 無料 | ― |
| BITPOINT | 月5,000円〜 | 毎月 | BTCスプレッド無料 | ― |
※スペックは2026年6月時点の情報です。変動が早いため、申込前に各社公式サイトで最新の条件を必ずご確認ください。特にbitFlyer・SBI VCトレード・BITPOINTの数値は要確認です。
ビットコイン積立のメリット・デメリット

メリット(少額・リスク分散・自動で手間なし)
ビットコイン積立の主なメリットは、次の4つです。
- 少額から始められる(取引所によっては500円〜)
- 値段の上下のリスクをやわらげられる(ドルコスト平均法)
- 自動で買ってくれるので手間がかからない
- 気分に振り回されず続けられる
デメリット(スプレッド割高・元本割れ)
ビットコイン積立のデメリットは以下のようなものがあります。
- 販売所で買うため、スプレッド(買値と売値の差)が割高になりやすい
- 値段が上がり続ける相場では、一括で買ったほうが得な場合がある
- 株の配当や預金の利息のような、持っているだけで増える収入(インカムゲイン)がない
- 値動きが激しいので、元本割れ(買ったときより安くなって損する)のリスクがある
特に気をつけたいのがスプレッドです。
積立サービスの多くは販売所を使用し、スプレッドはだいたい1〜5%くらいとされています。
たとえば毎月1万円を積み立てて、スプレッドが3%だとしましょう。
このとき、毎月およそ300円が手数料として取られます。
1年で約3,600円になり、積み重なるとバカにできない金額ですね。
いくらから始められる?毎日積立と毎月積立はどっちがお得?

ビットコイン積立は、取引所によっては数百円から始められます。
毎日積立と毎月積立の違いは、過去の実績で見るとそれほど大きな差は出ていません。
ドルコスト平均法は「どのくらいの頻度か」よりも「続けたかどうか」が大事です。
ビットコイン積立はいくらから?(最低1円〜・500円から選べる取引所も)
ビットコイン積立は、最低数百円から始められます。
最低取引額は取引所によってちがい、bitFlyerならなんと1円から始められるんです。
| 取引所 | 最低積立額 |
|---|---|
| bitFlyer | 1円〜 |
| GMOコイン | 500円〜 |
| SBI VCトレード | 500円〜 |
| Coincheck | 月1万円〜 |
「いきなり大きな額は不安…」という人は、bitFlyerで積立投資を始めてみるのもいいでしょう。
少額で操作に慣れてから、だんだん金額を増やしていきましょう。
大事なのは、「余ったお金(余剰資金)」でやることです。
毎日積立 vs 毎月積立のシミュレーション比較
毎日と毎月のどっちが得かは、過去の実績で見ると大きな差はありません。 2023年から1年間の例を見てみましょう。
| 積立方法 | 元本 | 1年後の評価額 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 毎日500円 | 36.6万円 | 67.3万円 | 1.84倍 |
| 毎月3万円 | 36万円 | 63.8万円 | 1.77倍 |
注記:上記は過去の特定期間の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。ビットコインは元本割れの可能性がある投資対象です。
ビットコイン積立にかかる税金と始める前の注意点

ビットコイン積立では、売って利益が出たときに税金がかかります。
積み立てて持っているあいだは、税金はかかりません。

暗号資産で利益の確定は「売った・交換した・支払いに使った」ときなんだ。
- ビットコインを売って日本円に換えたとき
- 他の暗号資産に交換したとき
- 商品やサービスの支払いに使ったとき
2026年度税制改正で暗号資産の税金が20%の分離課税へ
2026年6月時点では、暗号資産の利益は「雑所得」という扱いになっていて、総合課税の対象です。
- 雑所得
- 雑所得=公的年金、副業やフリマアプリでの収入、原稿料・講演料、暗号資産(仮想通貨)の利益、FXの利益など。
会社員などの給与所得者は、暗号資産の利益が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。 20万円以下など、一定の条件を満たす場合は申告がいらないケースもあります。
【内部リンク: 暗号資産の確定申告のやり方の記事】
暗号資産の税金は、将来的に申告分離課税20%へ切り替える方針が決まっています。
申告分離課税
他の所得とは合算せず、暗号資産の利益だけを切り離して、決まった税率で計算する方式のこと。
令和8年度(2026年度)の税制改正大綱で、次の内容が示されました。
- 暗号資産を申告分離課税(約20%=所得税15%+住民税5%)へ切り替える方針
- 損が出た年の損失を、3年間あとに持ち越して使える「繰越控除」をつくる
※繰越控除=損した分を翌年以降の利益から差し引いて、税金を軽くできる仕組みのこと。
ビットコイン積立はなぜ「やめとけ」と?積立に向き不向きの人

ビットコインは短期間で値段が半分になることも珍しくありません。
こうした値動きの激しさが、「やめとけ」と言われる最大の理由でしょう。
未来はわからないですが、ビットコインが活躍する可能性はそう遠くないのではないと思っています。
実際にビットコインで買い物ができる国や、ビットコインを法定通貨にしている国もあるぐらいですから。
ビットコイン積立「やめとけ」と言われる3つの理由
「やめとけ」と言われるおもな理由は、次の3つです。
- 値段の動きが大きく、元本割れ(買ったときより安くなって損する)のリスクがある
- 利益にかかる税率が、いまは最大55%と高い
- 販売所のスプレッド(買値と売値の差)で、コストがかさみやすい
ただ、これらは積立そのものを否定する理由にはなりません。
リスクを理解して余ったお金で長く取り組むなら、十分に向き合える範囲のリスクだと言えます。
ビットコイン積立が向いている人・向いていない人
向き不向きは、次のように整理できます。 自分がどちらに近いか、確認してみてください。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 余剰資金で長期に続けられる人 | 短期で大きく儲けたい人 |
| 値動きに一喜一憂しない人 | 下落で慌てて売ってしまう人 |
| 手間をかけず自動で続けたい人 | 生活費を投じようとする人 |
たとえば「数年単位でコツコツやれる」という人には、積立はとても理にかなった選択でしょう。
反対に毎日の値動きが気になって、眠れなくなる人には向きません。
自分の性格とお財布の状況に照らして、無理なく続けられそうか判断してみてくださいね。
ビットコイン積立に関するよくある質問(FAQ)

最後に、よくある質問にまとめて答えていきます。 まだモヤモヤしている点を、ここでスッキリ解消してください。
Q. ビットコイン積立は最低いくらから始められる?
A. bitFlyerは1円、GMOコインとSBI VCトレードは500円、Coincheckは月1万円からです。
Q. 毎日積立と毎月積立はどっちがお得?
A. 過去の実績では大きな差はありません。
手間を減らしたいなら毎日、家計管理をシンプルにしたいなら毎月がおすすめです。
Q. 積立に手数料はかかる?
A. 積立手数料が無料の取引所は多いです。ただし販売所のスプレッド(買値と売値の差)が、実質的な手数料になります。
Q. 積立てしているだけで税金はかかる?
A. 積み立てているだけでは税金がかかりません。売却・交換・決済で利益が出たときに税金はかかります。
Q. 確定申告はいつ必要?
A. 会社員などの給与所得者は、暗号資産の利益が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
Q. 途中で積立をやめたり金額変更できる?
A. 多くの取引所で、金額の変更や停止はいつでもできます。
Q. ビットコイン積立はNISAの対象?
A. 暗号資産はNISA・新NISAには対応していません。
Q. 元本割れのリスクはある?
A. あります。値動きが大きいので、必ず余ったお金で積立投資を。
まとめ:ビットコイン積立は少額・自動で今日から始められる

ビットコイン積立は、少額・自動で今日から始められる投資です。
やり方は、次の3ステップでしたね。
- 取引所で口座をつくる
- 日本円を入金する
- 積立を設定する(銘柄・金額・頻度)
まずは無理のない金額で、自分に合う取引所の口座作りから始めてみましょう。
今日の一歩として、気になった取引所の公式サイトで口座開設を申し込んでみてください。

最短でその日から、あなたのビットコイン積立がスタートできますよ。